放鳥のトキ 自力で餌を食べる
2008/09/30
(NHKのニュースから引用します)
放鳥のトキ 自力で餌を食べる
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014393771000.html
野生に復帰させようと、27年ぶりに新潟県佐渡市に放されたトキが28日、自力で餌を食べているところが初めて確認され、環境省では、野生への定着に向けた順調な兆しだと話しています。
日本で絶滅したトキを野生に復帰させようと、中国から譲り受けて新潟県佐渡市で繁殖させたトキ10羽が今月25日に放鳥され、環境省が追跡調査を続けています。その結果、28日午後1時すぎ、雌のトキ1羽が、佐渡市新穂地区の山中の草地で餌を食べているのをボランティアの観察員が確認したということです。トキは草地にくちばしを入れて土の中の昆虫などを食べていたとみられ、トキが放されたあと、自力で餌を食べているところが初めて確認されました。また当初、半径2~3キロとみられていた行動範囲はより広く、中には10キロ余り離れた地域まで移動しているトキもいるということです。環境省の岩浅有記自然保護官は「自力で餌を食べて広範囲に移動しており、訓練で身につけた能力が発揮されている。野生への定着に向けた順調な兆しだ」と話しています。
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